ウォークスルーパントリーの間取り実例|キッチン背面・横、約1畳〜2畳の便利なパントリーをつくるアイデア
ご家族が快適に暮らすことができる家づくりは、おしゃれなだけでなく、利便性も大切です。
特に、「キッチンスペースは使い勝手がよい間取りにしたい」と考えていらっしゃる方は多いのではないでしょうか。
そのような場合には、キッチンの背面や横にウォークスルーパントリーを設ける間取りのアイデアで、家事動線がよく、便利な間取りを実現することができます。
そこで、本記事では、デザイン性・機能性・快適性をあわせ持つ家づくりの施工実績が豊富な茨城県の工務店『IK-HOME』が、ウォークスルーパントリーの間取りの実例や便利なパントリーをつくるアイデアを紹介します。
- キッチン背面・横、約1~2畳のウォークスルーパントリーの間取り実例を紹介します。
- ウォークスルーの便利なパントリーをつくる7つのアイデアを紹介します。
- パントリーのメリット・デメリットを紹介します。
目次
ウォークスルーパントリーの間取り実例|キッチン背面・横、約1畳~2畳
ウォークスルーパントリーとは、出入り口が2カ所あり、通り抜けができる形状のパントリーです。
例えば、キッチンと玄関、キッチンと洗面スペースなどをパントリーで繋げることができるので、回遊性がよくなり、家事が楽になります。
ウォークスルーパントリーの間取りの広さは、利用環境によって異なりますが、概ね約1畳~2畳あれば十分です。
また、ウォークスルーパントリーの配置は、キッチン背面に設けるパターンとキッチン横に設けるパターンがあります。
具体的なイメージは、下記のウォークスルーパントリーの間取り実例をごらんください
- キッチン背面|約2畳
- キッチン横|約1畳
- キッチン横|約1畳
- キッチン横|約2畳
キッチン背面|約2畳
こちらは、キッチンの背面に約2畳のウォークスルーパントリーを設けた間取りの実例です。
玄関からウォークスルーパントリーを挟んですぐにキッチンに繋がっているので、買い物帰りでも一直線にパントリーに向かえる動線も抜群です。
<関連ページ>家族にまっすぐな家
玄関からすぐに家族みんなの収納スペースがあるので、使い勝手がよい間取りになっています。
<関連ページ>家族にまっすぐな家
キッチン横|約1畳
こちらはキッチンの横に1畳のウォークスルーパントリーを設けた間取りの実例です。
1畳の狭いスペースですが、両サイドに棚を設けることで十分な収納スペースを確保しています。
パントリー内に、コンセントも設けているので、ハンドメイドの作業などママスペースとしても活用できます。
<関連ページ>座の暮らし
このように、パントリーの一角をママスペースとして活用することもできます。
下記の記事では、ママスペースの作り方などを紹介していますので、ぜひごらんください。
>ママスペースの作り方|キッチン・寝室などに設置したママ専用のワークスペース&収納のインテリア事例
キッチン横|約1畳
こちらもキッチンの横に1畳のウォークスルーパントリーを設けた実例です。
キッチンの扉を開けると、玄関に繋がっています。
<関連ページ>もっともっとスムーズに
このように、玄関とキッチンをパントリーで繋ぐことで、家事動線のよい理想的な間取りとなっています。
これなら、買い物帰りにすぐにパントリーに食材などを保管することもできそうですね。
<関連ページ>もっともっとスムーズに
キッチン横|約2畳
こちらは、キッチンの横に約2畳のウォークスルーパントリーを設けた間取りの実例です。
ウォークスルーパントリーをキッチン横に配置することで、料理のすき間時間に他の家事をスムーズにこなせる動線を実現しています。
<関連ページ>良質な大人時間
約2畳あるウォークスルーパントリーは、壁面にも棚を造作したことで、収納スペースも十分確保することができます。
<関連ページ>良質な大人時間
IK-HOMEには、今回紹介しきれなかった事例がまだたくさんあります。ぜひごらんください。
ここまでウォークスルーパントリーの間取りの実例を紹介してきました。
動線を考えてウォークスルーパントリーを適切な配置にすることで、家事動線のよい間取りを実現することができます。
おしゃれで使い勝手のよい理想のキッチンを完成させるために、ここで紹介した間取りの実例を参考にしていただけると幸いです。
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ウォークスルーの便利なパントリーをつくる7つのアイデア
ここでは、下記の通り、ウォークスルーの便利なパントリーをつくる7つのアイデアについて紹介します。
- 物のサイズ・量に合う奥行き・幅を検討
- コンセントがあると便利
- 戸開き戸より引き戸・折れ戸が便利
- パントリーの奥まで照らす照明が必須
- 換気性を意識
- 棚は可動式が便利
- LDKからパントリー内部が見える場合は扉・引き出しで隠す収納がおすすめ
物のサイズ・量に合う奥行き・幅を検討
ウォークスルーパントリーの間取りを検討する際は、広すぎても狭すぎても使いづらくなる恐れがありますので、物のサイズ・量に合う奥行き・幅を事前に確認しながら、検討しましょう。
例えば、奥行きがありすぎると、せっかく間取りを広くしても奥の方が使いづらく、結果としてデッドスペースとなることもあります。
コンセントがあると便利
パントリーに棚を造作して、そこに電子レンジなど電化製品を置くことを検討している場合には、コンセントがあると便利です。
最初に電化製品を置く場所を決めてから、コンセントの位置を決めることで、家事動線のよい間取りをつくりやすいです。
戸開き戸より引き戸・折れ戸が便利
パントリーは広くても1畳~3畳程度の狭いスペースなので、引き・折れ戸が便利です。
なぜなら、狭いスペースで開き戸だと、扉を開いたときに邪魔になるからです。
引き・折れ戸なら、開けっ放しにしても邪魔になりませんし、来客時には扉を閉めることで生活感を隠せます。
パントリーの奥まで照らす照明が必須
パントリーには、食品・食器などを収納するので、奥までしっかりと照らすことができる照明が必須です。
さらに、両手が塞がっていてもスイッチを押す必要のない人感センサー付きの照明にすると、便利なパントリーとなります。
換気性を意識
パントリーは狭いスペースなので、湿気・においがこもりやすいという特徴があります。
したがって、換気性を意識することが重要ですので、下記のような対策を検討しましょう。
- 換気扇を設ける
- 小窓を設ける
棚は可動式が便利
パントリーは棚の高さを自由に変えられる可動式が便利です。
ライフスタイルは、日々変化しますので、建築時には想定しなかった大きさのものをパントリーに収納したいことも出てくるでしょう。
そのような場合に、高さを変えることができる可動式の棚であれば、設置後であっても、対応ができます。
LDKからパントリー内部が見える場合は扉・引き出しで隠す収納がおすすめ
キッチンの近くに配置するパントリーは、生活感の出やすい場所です。
特に、LDKからパントリー内部が見える場合は、扉や引き出しで隠す収納がおすすめです。
パントリー内部を扉や引き出しで隠す収納を採り入れることで、来客時にも生活感のないすっきりとした印象となります。
「ウォークスルーパントリー」「ウォークインパントリー」の違い
ウォークスルーパントリーとは、出入り口が2カ所あり、通り抜けができる形状のパントリーです。
そして、ウォークインパントリーとは、一つの部屋となっている形状のパントリーです。
それぞれ、使い勝手が違うので、ここでは下記の通り、ウォークスルーパントリーとウォークインパントリーの違いを詳しく説明します。
- 必要な面積の目安
- 費用
- 使い勝手
必要な面積の目安
パントリーに必要な面積の目安については、下記の表の通りとなります。
パントリーの種類 | 必要な面積 |
---|---|
ウォークスルーパントリー | 1畳~3畳 |
ウォークインパントリー | |
キッチン内に小型パントリーを設ける | 0.3畳~1畳 |
ウォークスルーパントリー、ウォークインパントリーの広さは、1畳~2畳が標準的ですが、ウォークインパントリーの方が壁が3面あるので収納量は多くとれます。
また、キッチン内に小型パントリーを設ける壁付けタイプであれば、必要な面積は1畳以下が目安となり、奥行きは浅くとるのが標準的です。
横幅90~180cm×奥行き45cm程度が一般的な広さです。
もちろん、上記の表はあくまでも目安であり、間取りに余裕があれば、3畳以上のウォークスルーパントリーも可能です。
ただし、パントリーは広すぎても、広さを持て余すことになるので、ほとんどの方は1~2畳の間取りで問題ないと考えましょう。
費用
パントリーの設置費用は、広さや素材などによって異なりますので、一概には言えませんが、下記のような傾向があります。
パントリーの設置費用の傾向 |
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|
上記は、あくまでも傾向ですが、参考にしてください。
使い勝手
それぞれのパントリーの使い勝手については、下記の通り、それぞれの良さがあります。
パントリーの種類 | 使い勝手の特徴 |
---|---|
キッチン内に小型パントリーを設ける | キッチンの作業動線に配置できるので効率的 |
ウォークスルーパントリー | 出入口が2つあるので、利便性がよい |
ウォークインパントリー | 小部屋を設置するので、収納力が高い |
パントリーの種類によって、使い勝手の良さがそれぞれ違いますので、ライフスタイルに応じてパントリーの種類を検討しましょう。
「パントリーは必要?」とお悩みの方へ|パントリーのメリット・デメリット
使い勝手のよいキッチンスペースは、ご家族が快適に暮らすことができる家づくりのポイントですが、実際のところ、使うことができるスペースは限られていますから悩ましいところでしょう。
最後に、「パントリーは必要?」とお悩みの方へパントリーのメリット・デメリットについて紹介します。
パントリーのメリット
収納スペースを確保することで下記のようなメリットがあります。
パントリーのメリット |
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|
パントリーを採り入れる最大のメリットは、収納スペースを確保できることです。
収納スペースを確保することで、キッチンが整理整頓されますし、食料品などの保管庫として利用することができますので、災害時にも役立ちます。
また、収納をパントリーに集約することにより、食器などの置き場に困ることがなくなるので、効率的な動線をつくることができます。
パントリーのデメリット
次に、パントリーのデメリットを下記の表にまとめてみました。
パントリーのデメリット |
---|
|
パントリーを設置する最大のデメリットは、ある程度の設置スペースが必要となることです。
場合によっては、パントリーの設置スペースが他の間取りを圧迫する可能性もあります。
また、ウォークインパントリーなど小部屋を設置するような形状になれば、設置コストが増えることも考えなければならないでしょう。
したがって、パントリーを設ける際には、予算や間取りの優先順位や「どの程度の収納量が必要なのか」という点も考慮することが重要です。
ただし、上記のデメリットは、空間を有効活用する間取りのアイデアなどで解消することもありますので、住宅建築のプロと相談しながらパントリーの形状を決めるのがおすすめです。
茨城県で間取りにキッチンパントリーを採り入れた住宅をご検討中の方は、IK-HOMEにお問い合わせください。
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まとめ
家族が快適に過ごせる家づくりには、デザイン性だけでなく、利便性も重要です。
キッチンにパントリーを設けることで、家事が楽になりますし、すっきと整理されたキッチンを実現できます。
特に、ウォークスルーパントリーは、おしゃれなだけでなく、スムーズな動線をつくることができるのでとても便利です。
「キッチンスペースは使い勝手がよい間取りにしたい」と考えていらっしゃる方は、間取りにウォークスルーパントリーを採り入れてみてはいかがでしょうか。
今回ご紹介した情報を参考にしていただければ、幸いです。