ランドリールーム兼ファミリークローゼットは湿気が多くて後悔する?|湿気対策・メリット・デメリットなど解説
「ランドリールーム兼ファミリークローゼットを設ければ便利そうだけど湿気が多くて後悔しないか」とお悩みの方へ。
ランドリールームとファミリークローゼットを一緒にすることができれば、家事動線がよい便利な間取りになります。
しかし、洗濯物を干すことで湿気がこもりやすくなるのでしっかりと対策を講じましょう。
今回は、茨城県鹿行エリアの工務店『IK-HOME』が以下のポイントを中心にランドリールーム兼ファミリークローゼットを設けた際の湿気対策を解説します。
- ランドリールーム兼ファミリークローゼットの湿気が多くて後悔する理由を紹介します。
- 「風通しをよくする設計」と「換気設備の導入」により湿度を改善できます。
- ランドリールーム兼ファミリークローゼットのメリット・デメリットを紹介します。
年間を通して快適なランドリールーム兼ファミリークローゼットのつくり方がわかります。ぜひ最後までごらんください!
目次
ランドリールーム兼ファミリークローゼットの湿気が多くて後悔する理由
ランドリールーム兼ファミリークローゼットの湿気が多くて後悔する理由は以下のとおりです。
洗濯物が乾かない
ランドリールーム兼ファミリークローゼットの湿気が多いと、洗濯物が乾かなくて後悔することがあります。
長時間洗濯物を干すことにより雑菌が繁殖するため、生乾き臭の原因となります。
生乾き臭を抑えるためには、5時間以内に洗濯物を乾かせる環境を意識しましょう。
カビ・ダニが発生する
ランドリールーム兼ファミリークローゼットの湿気が多いと、カビ・ダニが発生する原因となり後悔することがあります。
カビ・ダニは湿度70%以上、室温20~25度の暖かくてじめじめした環境を好みますので、発生を抑えるためには湿度対策が必要です。
快適に過ごせない
ランドリールーム兼ファミリークローゼットの湿気が多いと、家の中で快適に過ごせない原因となり後悔することがあります。
せっかく使い勝手のよいランドリールーム兼ファミリークローゼットを設けても湿度が高いと、快適に過ごせませんので、部屋の中の湿度が40~60%になるように湿度対策が必要です。
次章からは、ランドリールーム兼ファミリークローゼットの湿気対策について解説します。
茨城県鹿行エリアでファミリークローゼット、ランドリールームを設けた家づくりを検討中の方は、IK-HOMEにお問い合わせください。
年間を通して快適に過ごせる湿気対策を講じた家づくりのアイデアを提案いたします。
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※電話営業や訪問営業などのしつこい営業はしておりません。お気軽にお問い合わせください。
〈施工エリア:茨城県鹿行エリア〉
鹿嶋市・神栖市・行方市・潮来市・鉾田市の5市町村
※隣接地域での建築はご相談下さい。
ランドリールーム兼ファミリークローゼットの湿気対策
ここまで紹介してきたとおり、ランドリールーム兼ファミリークローゼットの湿気が多いと、「いらなかった」と後悔する理由になります。
根本的な問題は、部屋干しの湿気量に対して換気量が足りていないことなので、「強制的に換気を行う」又は「部屋干しの量を少なくする」など適切な湿度対策を講じることで、問題解決できます。
風通しをよくする
湿気対策として有効なのは、風通しをよくして空気の通り道をつくることです。
対角線上に窓を2箇所以上設け、風の入り口と出口を設けることで風通しのよい間取りになります。
高性能換気設備を導入する
「忙しくて定期的な換気ができない」「構造的に窓を配置できない」などの事情がある方は、換気設備による湿度コントロールを徹底しましょう。
例えば、熱交換型の第一種換気システムのような高性能換気設備を導入することで、換気設備による湿度調整も可能なので湿気対策になります。
高性能換気設備は、ZEH住宅のような高気密・高断熱の家づくりには欠かせないシステムです。
以下の記事では、ZEH住宅についてくわしく解説していますので、ぜひごらんください。
除湿器・エアコンを配置する
除湿器やエアコンを配置することで高い除湿効果が期待できます。
さらに、除湿器とエアコンを併用することで温度も湿度も快適に維持することができるのでおすすめです。
乾燥機を利用する
特に、梅雨時にご家族が多いご家庭では、部屋干しする洗濯物が多くなりがちです。
そのような状況になると、通常の換気では湿度をコントロールできなくなることもあるので、ランドリールーム兼ファミリークローゼットに乾燥機を置くことを検討しましょう。
調湿性能のある素材を取り入れる
天井材、壁材などに調湿性能のある素材を取り入れることで湿気対策になります。
(例)
- 壁材に漆喰・珪藻土・シラス壁などを採用する
- 天井材として木材を取り入れる
ランドリールーム兼ファミリークローゼットのメリット・デメリット
湿気対策さえ行えば、ランドリールームとファミリークローゼットを一緒にすることで、多くのメリットを得られます。
しかし、いくつかのデメリットもありますので、事前に把握しておきましょう。
メリット
ランドリールーム兼ファミリークローゼットを住宅の間取りに設けるメリットは、以下のとおりです。
- 洗濯にかかわるすべての作業が一ヵ所で完結する
- 防犯性が向上する
- 天候にかかわらず洗濯ができる
- 整理整頓しやすい
ランドリールーム兼ファミリークローゼットの最大のメリットは、「洗う」「干す」「たたむ」「収納」を一ヵ所で完結できることです。
特に、夫婦共働き世帯やお子様が小さいご家庭など「できるだけ家事の負担を減らしたい」ご家庭におすすめの間取りです。
以下の記事では、「ランドリールーム」「ファミリークローゼット」など家事動線のよい家づくりにおすすめのアイデアを紹介していますので、ぜひごらんください!
>【家づくりアイデア】ママ・パパが喜ぶ人気間取り事例|家事動線、安心の子育て、ママスペースの確保など
デメリット
ランドリールーム兼ファミリークローゼットを住宅の間取りに設けるデメリットは、以下のとおりです。
- 湿気やにおいがこもりやすい
- 建築コストがかかる
- 家族が多いと混雑することがある
- プライバシーを確保しにくい
特に、クローゼットを共用することで、「プライバシーを確保しにくい」ことに注意しましょう。
お子様が小さなうちは家族共用で問題がなくても、ライフステージの変化に伴い、「着替えは別の部屋でしたい」ということになるかもしれません。
そのような場合、かえって、動線が長くなり不便を感じることになる可能性があります。
使い勝手のよいランドリールーム兼ファミリークローゼットの間取りアイデア
最後に、ランドリールーム兼ファミリークローゼットを使いやすくするための間取りのポイントを紹介します。
広さよりも奥行きを重視する
ファミリークローゼットは、基本的に壁面にハンガーパイプを設置しますので、幅が広いほど多くの衣類を収納できます。
ランドリールームを一緒にすると、片側の壁面は洗濯機や乾燥機を置くスペースとしてとられますので、正方形よりも長方形の間取りの方が使いやすいです。
脱衣室を隣接する
ランドリールーム兼ファミリークローゼットに脱衣所を隣接させると、さらに使いやすい間取りになります。
着替え→洗濯物の回収→収納までの動線がよくなるからです。
ファミリークローゼットに収納するものを限定する
間取りに余裕がない場合には、ファミリークローゼットに収納するものを寝巻・下着などに限定し、衣類は個々の部屋に収納するのがおすすめです。
3畳ほどの省スペースでもランドリールーム兼ファミリークローゼットを実現できます。
カウンタースペースを配置する
「乾いた洗濯物をたたむ」「アイロンをかける」などの作業をする際に、カウンタースペースを配置すると便利です。
屋外物干しスペースを設ける
以下の施工事例のように、屋外に物干しスペースを設けることで、使い勝手のよい間取りになりますし、湿気対策にもなるのでおすすです。
【ランドリールーム直結の屋外物干しスペースを設けた施工事例】
ルーバーで目隠しされた屋外物干しスペースは、外からの視線を気にせず、洗濯物を乾かせます。
〈関連ページ〉Happy MAMA
IK-HOMEは、「ランドリールーム」「ファミリークローゼット」のある住宅の施工実績が豊富な工務店です。
お客様のご希望に合わせた最適な間取りのアイデアを提案をいたします。
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〈施工エリア:茨城県鹿行エリア〉
鹿嶋市・神栖市・行方市・潮来市・鉾田市の5市町村
※隣接地域での建築はご相談下さい。
ランドリールーム兼ファミリークローゼットの湿気対策についてのQ&A
最後に、ランドリールーム兼ファミリークローゼットの湿気対策についてのよくある質問と回答をまとめましたので、参考にしてください。
部屋干しする際の湿気対策として、サーキュレーターと除湿器どちらがよい?
サーキュレーターと除湿器を併用することをおすすめします。
サーキュレーターには、空気を循環させる効果があり、除湿器は湿気を吸う役割を担うからです。
ランドリールーム兼ファミリークローゼットの間取りの広さはどれくらい必要?
ランドリールームとファミリークローゼットの間取りの広さは、「家族構成」「他の間取りとのバランス」などにより異なりますが、一般的には以下のような広さが目安となります。
- ランドリールーム:2~4畳
- ファミリークローゼット:2~3畳
ランドリールームとファミリークローゼットを一緒にするなら、4~6畳ほどの広さが一般的です。
ただし、収納するものを限定することで、3畳程度の間取りも十分可能です。
まとめ
ランドリールーム兼ファミリークローゼットの湿気対策を紹介しました。
「風通しをよくする設計」「適切な換気計画を行う」など湿気対策を講じることで、年間を通して快適に使えるランドリールーム兼ファミリークローゼットを実現できます。
今回紹介したアイデアを参考に、家事動線がよいマイホームを完成させていただけると幸いです。