失敗しないコンセント配置計画とは?

家づくりをしていくなかで、気密性や断熱性、パッシブデザイン、機能性、快適性はもちろん大事ですが、そっちばかりに気を取られてしまい忘れがちなのが、コンセントの配置計画です!

住みはじめてからコンセントの配置箇所が少なく、延長コードを買い足したり、コードの絡まりでストレスを感じたりコンセントの配置計画失敗したなー。と後悔するのは嫌ですよね。
そうならないためにも、コンセントの配置計画はとても重要になります。
今回はコンセントの配置計画で失敗しないための注意点とポイントご紹介します。

●住み始めてからの暮らしをひたすら想像する

朝おきてから寝るまでの生活を想像してどんな時にコンセントが必要かのイメージを膨らますことがコンセントの配置計画で失敗を回避するためのコツにつながります。

例:朝の身支度時

・ヘアセットの時にドライヤーやヘアアイロン、コテを使用する
・リビングが寒かったら暖房器具(ストーブや電気ヒーター)をつける
・朝食のパンはトースターを使う
・ホットコーヒーを飲むためにケトルを使う
・朝は何かとバタバタするので、作り置きしたおかずを温めるために電子レンジを使用する

など自身の生活スタイルを想像し、どのような場面で必要か記しておくとコンセントの配置計画の失敗を回避することができます。
また、使う家電や電子機器によってはコンセントの口数にも注意が必要ですので、分からない時は、担当者に聞くのが一番です!

●各部屋ごとに必要なコンセントの個数

各部屋に最低3箇所は必要です。

例:寝室の場合

TV/スマホやタブレット端末の充電/掃除機をかける時などコンセントが必要になります。
ベッドを配置する方はベッドの高さに合わせてコンセントを設置することをおすすめします。

コンセントは、設置箇所が少ないと延長コードを使いコードとコードの絡まりにストレスを感じたり、複数の機器を同時に使用すると故障や火災の原因になったりするので、コンセントの設置箇所は多めにするようにしましょう!

●屋外コンセントも忘れがち!?

室内は完璧!と安心していませんか?コンセントの配置計画は屋外も忘れてはいけません!

例:屋外でコンセントが必要な場合

高圧洗浄機/監視カメラ/屋外照明/電気自動車の専用コンセントなど見落としがちですが、屋外もコンセント配置計画はとても重要です。
電動工具を使う場合にも使用容量には注意が必要です。

コンセントの配置計画は「ここに設置したい!」を想像し、書きだすことがとても重要です。
住みはじめてから後悔をしないためにも、コンセントの配置計画の重要性を理解し、家づくりに取り入れてみて下さい。

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