畳スペースがあるおしゃれなリビング事例(3畳前後、小上がり・フラット)|いらなかったと後悔しない方法
畳スペースをマイホームのリビングに取り入れるなら、2畳・3畳〜を目安にデザインなどを検討するのがおすすめです。
畳スペースの取り入れ方によっては、マイホーム完成後に「いらなかった」と後悔するケースもあるので、ぜひ以下のような点を検討してください。
- 畳スペースの取り入れ方(小上がり、フラットなど)
- 畳スペースとリビング全体のデザインの調和
- 畳スペースにはメリット・デメリットどちらもある
今回は畳を取り入れた住宅建築の実績が豊富な茨城県鹿行エリアの工務店『IK-HOME 』が、畳スペースをリビングに取り入れておしゃれなマイホームを完成させる方法を紹介します!
- 畳スペースをリビングに取り入れる方法は主に4パターンの方法を紹介します。
- 畳スペースを取り入れておしゃれで使い勝手が良いリビングが完成した事例を紹介します。
- 畳スペースのメリットをいかし、デメリットを解消する方法を紹介します。
ご家族の使い勝手にぴったり合う畳スペースの取り入れ方がわかるので、ぜひ最後までごらんください!
目次
畳スペースがあるリビング4パターン
最近は和室を設けない住宅が増えていますが、「やっぱり畳が落ち着く。リビングの一部に畳スペースを取り入れたい」とお考えの方が多いのではないでしょうか。
畳スペースをリビングに取り入れる方法は、主に4パターンです。
パターン | 特徴 |
---|---|
小上がり | リビング内に、床から1段高い畳スペースをつくる |
フラット | リビングの床の一部を畳スペースにする |
リビング続き間 | リビングと畳の部屋を壁で仕切らず、続き間にする |
置き畳 | 置き畳を購入してリビングに置く |
それぞれデザインや使い勝手がまったく違うため、次に畳スペースがあるリビング事例を見ながら、具体的にイメージしましょう。
畳スペースがあるおしゃれなリビング事例|2畳〜3畳前後、小上がり・フラット
畳スペースがあるおしゃれなリビング事例を紹介します。
マイホームに、どのように畳スペースを取り入れるかをイメージしながら、ごらんください!
小上がりの畳スペース事例
リビングに小上がり畳スペースをつくると、以下のようなメリットがあります。
- 畳スペースの床下に収納をつくれる
- ソファがわりの座れるスペースになる
- 段差のある空間がリビングデザインのアクセントになる
- 床に座る・立つという動作が難しい方にとって、便利なスペース
小上がりの畳スペースによって「圧迫感が生まれる」「転倒の危険性がある」などのデメリットもあるため、リビング面積・形状に合わせて取り入れるかどうかを検討するのがおすすめです!
【3〜4畳】北欧風
こちらは、ダイニングスペースを小上がりの畳スペースにした事例です。
自然をイメージさせる色と素材でデザインした北欧風のリビングと、畳スペースがマッチしていますね。
〈関連ページ〉imagination
【3〜4畳】和モダン
こちらも、ダイニングスペースを小上がりの畳スペースにした事例です。
白を貴重とした内装に和風デザインの建具・照明を組み合わせて、和モダンのリビングを完成させました。
〈関連ページ〉座の暮らし
【3〜4畳】ナチュラル
こちらは、ダイニングスペースを小上がりの畳スペースにして、掘りごたつをつくった事例です。
柔らかな木目を貴重とするナチュラルスタイルは、畳との相性がピッタリです♪
〈関連ページ〉猫とひなたぼっこ
フラットな畳スペース事例
次に、リビングの床の一部にフラットな畳スペースを取り入れた事例を紹介します。
リビングにフラットな畳スペースをつくると、以下のようなメリットがあります。
- リビングの面積を圧迫せずに畳スペースをつくれる
- お子さま、高齢の方などが段差につまづいて転倒することがない
- 掃除が楽(お掃除ロボットもOK)
- ラグを使わなくても、快適に座ったり、寝転がったりできる
フラットな畳スペースをつくることで「家具の配置が限定される」といったデメリットもあるため、前もってリビングの使い方を決めて、畳スペースの位置・面積を検討するのがおすすめです。
【1〜2畳】カントリー
こちらは、柱の位置を活用してリビングの一角に畳スペースを設けた事例です。
畳スペースに間仕切りのためのアイテムを設置していませんが、柱・ルーバー・アクセントクロスによって、ほどよく独立感のある空間が完成しました。
〈関連ページ〉Fun! Fun! Fun!
【3〜4畳】古民家風
こちらは、勾配天井のリビング一角に、茶室をイメージさせるデザインの畳スペースを設けた事例です。
梁・柱に濃いブラウンの塗装をし、シックな色彩・デザインのアクセントクロスを組み合わせて、古民家風の空間となりました。
〈関連ページ〉鹿嶋市W様邸
【3〜4畳】和風
こちらはダイニングスペースをフラットな畳スペースにした事例で、大きなこたつを置いて暮らすイメージですね。
また窓・キッチンは洋風なので、畳スペースにあえてダイニングテーブルを置き、大正モダンのような和洋ミックスのデザインに変化させて楽しむことも可能です♪
〈関連ページ〉匠:しなやかな暮らし
リビング続き間の畳スペース事例
最後に、リビングの続き間を畳スペースにした事例を紹介します。
リビングの続き間を畳スペースにすると、以下のようなメリットがあります。
- リビングの面積を圧迫せずに畳スペースをつくれる
- リビングと畳スペースのデザインを「マッチさせる」「まったく違うデザインにする」どちらも可能
- 「間仕切りを開放して1つの部屋として使う」「閉めて別々の部屋として使う」どちらも可能
リビング続き間を畳スペースにすることで「畳スペースまですべてリビングにすればよかった」と後悔するケースもあるため、リビングの使い方にあわせて畳スペースの必要性を検討するのがおすすめです。
【3〜4畳・小上がり】レトロ
こちらは、リビングの続き間に小上がりの畳スペースを設けた事例です。
和風の建具・照明に合わせて内装をデザインし、レトロな雰囲気に癒やされる畳スペースが完成しました。
〈関連ページ〉和みのレトロモダン
【3〜4畳・フラット】カフェ風
こちらは、リビングの続き間にフラットな畳スペースを設けた事例です。
黒の建具・木目天井・アクセントクロスを採用した畳スペースが、カフェ風のナチュラルなリビングのデザインを変化させるアクセントになっています。
〈関連ページ〉鹿嶋市T様邸
IK-HOMEには、今回紹介しきれなかった事例がまだたくさんあります。ぜひごらんください。
畳スペースをリビングに取り入れた事例を紹介してきました。
畳スペースは、「面積」「デザイン」「リビング内の配置」など、多彩なバリエーションでリビングに取り入れることができます。
デザイン性・機能性・快適性を兼ね備えた理想のリビングを完成させるために、紹介した事例を参考にしていただけると幸いです!
茨城県鹿行エリアで和のデザインを取り入れたマイホームを検討中の方は、IK-HOMEにお問い合わせください。
ご希望のデザインテイストと和のデザインをマッチさせた住宅を、高い施工技術で建築いたします。
〈資料請求、モデルハウス見学ご予約〉
〈家づくり相談会ご予約〉
〈オンライン相談ご予約〉
※電話営業や訪問営業などのしつこい営業はしておりません。お気軽にお問い合わせください。
〈施工エリア:茨城県鹿行エリア〉
鹿嶋市・神栖市・行方市・潮来市・鉾田市の5市町村
※隣接地域での建築はご相談下さい。
畳スペースをリビングに取り入れるメリット・デメリット
畳スペースをリビングに取り入れたデザイン事例を確認したので、次に畳スペースの使い勝手に注目してメリット・デメリットを確認しましょう。
「畳スペースをリビングに取り入れて本当に快適な生活が送れるか」という点に不安を感じてる方は、ぜひ参考にしてください。
メリット
畳スペースのメリットは、以下のとおりです。
畳スペースのメリット |
---|
|
「畳スペースに間仕切りを設置するか」というお悩みをお持ちの方も多いと思いますが、間仕切りの種類・設置方法もバリエーションが豊富です。
【間仕切りの種類】
- ドア(開き戸、引き戸、折れ戸)
- ロールカーテン、ロールスクリーン
- ブラインド
- アコーディオンカーテン
- ルーバー など
【間仕切りの設置方法】
- 間仕切りが常に見えている状態に設置
- 間仕切りを壁に収納できるよう設置
- ロールカーテン・ブラインドの場合、天井に収納できるよう設置
リビングの面積・形状、畳スペースの使い方に合わせて、最適な畳スペースの取り入れ方を、施工業者に相談しましょう。
デメリット
畳スペースにはデメリットもあります。
畳スペースとフローリングを比較して、デメリットを紹介します。
畳スペースのデメリット |
---|
|
ただし、畳スペースのデメリットは、以下のような工夫で解消できるケースがあります!
(例)
- 「掃除の手間が気になる...」:お掃除ロボットに掃除を任せられるフラットな畳スペースを選択する
- 「ダニ・カビの発生が気になる...」:湿気がたまりやすい位置に畳スペースを配置しない、畳スペースに物を直置きしないよう、収納を設ける など
畳スペースの施工経験が豊富な業者に相談をし、マイホーム完成後の暮らし方に合わせて畳スペースを取り入れましょう。
リビングに畳スペースはいらなかったと後悔しない6つの重要ポイント
最後に、「畳スペースは本当に必要?いらなかったと後悔しない?」とお悩みの方へ、後悔を避ける5つの重要ポイントを紹介します。
- フローリングよりもコストが高いことを念頭においておく
- 面積を慎重に検討
- 住宅全体のデザインテイストを明確に決める
- 畳スペースの使い方を想定しておく
- 家具・畳スペースの配置を同時に検討する
- 畳を取り入れた住宅建築の実績が豊富な施工業者に依頼する
フローリングよりもコストが高いことを念頭においておく
畳・フローリングよりも傷がつきやすいため、「想定より短期間でボロボロになってしまった」と後悔する声をよく耳にします。
畳とフローリングの耐久年数の目安は大体同じ(10年程度)※ですが、畳スペースの使い方によっては交換・メンテナンスサイクルが早まり、コストにつながることを念頭に置いておきましょう。
※複合フローリング・クッションフローリングの場合の耐久年数です。
マイホーム建築のコスト面が気になる方は、こちらの記事で費用相場をご確認ください。
〈関連ページ〉鹿嶋市の工務店で注文住宅を建てたい!費用相場と注意点・後悔しないポイントとは
面積を慎重に検討
「畳スペースが狭すぎたor広すぎた」という声も、よく伺います。
畳スペースは、リビング全体に対してバランスの良い面積で取り入れるのが大切です。
例えば同じ20畳のリビングでも、以下のような要素によって適切な面積が変化するため、ぜひ施工業者に相談をしながら畳スペースの面積を検討してください。
- リビング全体の形状(縦長・横長・正方形など)
- 天井の高さ(通常の天井・勾配天井・吹き抜けなど) など
リビング全体のデザインテイストを明確に決める
「畳スペースとリビングのデザインが合わない」という後悔の声も、よく耳にします。
畳は「デザイン」「形状」「素材」のバリエーションが豊富なので、はじめにリビング全体のデザインテイストを明確に決めたうえで、畳スペースのデザインプランを検討しましょう。
畳スペースの使い方を想定しておく
「畳スペースを設けたけど、使わなかった」と後悔する方も、多くいらっしゃいます。
「畳スペースは本当に必要?」と迷っている場合には、「畳スペースを使う場面を具体的にイメージできるかどうか」で、必要or不必要を判断するのがおすすめです。
家具・畳スペースの配置を同時に検討する
リビング内に畳スペースがあることで、ソファーなどの家具を配置しづらくなるケースもあります。
そのため、前もってリビング内に置く家具を決め、ぜひ家具・畳スペースの配置を同時に検討してください。
畳を取り入れた住宅建築の実績が豊富な施工業者に依頼する
畳の取り扱い・畳スペースの造作などには、豊富な知識・経験、高い技術力が必要です。
そのため、施工業者選びも、「畳スペースはいらなかった」という後悔を避ける重要なポイントです。
ぜひ施工業者のホームページで、畳を取り入れた住宅建築の実績を確認してください!
IK-HOMEは、純和風建築の施工も可能な、高い施工技術を持つ工務店です。
和×洋のデザイン提案も得意としておりますので、茨城県鹿行エリアで畳を取り入れた家づくりを検討中の方は、お気軽にご相談ください♪
〈資料請求、モデルハウス見学ご予約〉
〈家づくり相談会ご予約〉
〈オンライン相談ご予約〉
※電話営業や訪問営業などのしつこい営業はしておりません。お気軽にお問い合わせください。
〈施工エリア:茨城県鹿行エリア〉
鹿嶋市・神栖市・行方市・潮来市・鉾田市の5市町村
※隣接地域での建築はご相談下さい。
まとめ
畳スペースを取り入れたおしゃれなリビング事例、畳スペースのメリット・デメリット、後悔しないポイントを紹介してきました。
畳スペースは、さまざまなデザインテイストとマッチさせて、ご家族の快適な暮らしを実現する空間作りに役立ちます。
畳ならではの魅力を取り入れた理想のマイホームを完成させるために、今回紹介した情報を参考にしていただけると幸いです!