小さめの吹き抜け(1・2・3・4畳ほど)の特徴とは?メリット・デメリットや適度な大きさにする方法なども事例付きで解説

吹き抜けは魅力的ですが、寒さを感じたり掃除の手間が増えたりすると感じる方もいます。

しかし、小さめの吹き抜けなら、デメリットを抑えつつ採光や通風も確保可能です。

今回は、家づくりを数多く手がけてきた工務店『IK-HOME』が、小さめの吹き抜けの特徴を詳しく解説します。

 

この記事のポイント
  • 吹き抜けを設けるメリットと小さめにする利点をお答えします。
  • 吹き抜けを設けるデメリットと対策を紹介します。
  • 吹き抜けを採用する際に知っておくべきポイントを解説します。

 

 

吹き抜けとは?

>IK-HOMEが建てた土間のある家の「施工事例」

吹き抜けとは、2階建て以上の住宅で、1階の天井の一部または全部をなくし、2階部分まで空間を繋げた構造です。

たとえば、リビングに吹き抜けを設けると、1階から2階の天井まで見通せるようになり、開放感あふれる空間を作ることができます。

マンションのエントランスなどでも見かけることがありますが、戸建て住宅ではリビングや階段などに設けるケースが多いです。

吹き抜けがあるだけで広々とした空間を演出し、住宅に様々なメリットをもたらします。

 

茨城県鹿行エリアで小さめの吹き抜けを取り入れた家づくりを検討中の方は、IK-HOMEにお問い合わせください。

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※隣接地域での建築はご相談下さい。

 

吹き抜けを設けるメリット│小さめにする利点も紹介

吹き抜けは、住宅に開放感や明るさを与えるだけでなく、家族間のコミュニケーションを促進するなど、様々なメリットがあります。

  • 吹き抜けを介して日光が入り明るくなる
  • 吹き抜けで通風も促進される
  • 視線が遠くに抜けて開放的な空間になる
  • 家族間のコミュニケーションを取りやすくなる
  • 小さめの吹き抜け:開閉など調節できる
  • 小さめの吹き抜け:掃除や照明交換も簡単

ここでは、吹き抜けを小さめに設ける利点をご紹介します。

吹き抜けを介して日光が入り明るくなる

>IK-HOMEが建てたペットと暮らす かっこいい家の「施工事例」

吹き抜けは高い位置に窓を設置できるため、多くの光を室内に取り込むことができます。

そのため、日中は照明をつけなくても明るい空間になるのが特徴的です。

また、吹き抜けを通して2階にも光が届くため、家全体が開放的な印象になります。

小さめの吹き抜けでも十分な採光効果を得られます。

吹き抜けで通風も促進される

>IK-HOMEが建てた30歳からの家づくり「施工事例」

家の中で空気の流れを生み出すには、吹き抜けが効果的です。

小さめの吹き抜けなら、風の流れをコントロールしやすく、季節に応じた快適な室内環境を作れます。

また、冷暖房の効率を考慮した設計も可能です。

視線が遠くに抜けて開放的な空間になる

天井まで続く吹き抜け空間は、視線を上へと導き開放感を演出します。

1〜4畳程度の小さめのサイズでも、上部に視線が抜けることで圧迫感のない空間になるのです。

また、リビングの一角だけを吹き抜けにすれば、日常的に開放感を感じられる住空間が生まれます。

家族間のコミュニケーションを取りやすくなる

吹き抜けがあると、上下階で家族の気配を自然に感じ取れます。

2階で勉強する子どもの様子を1階のリビングから確認できたり、食事の支度の声が届いたりするのもメリットです。

また、小さめの吹き抜けなら、適度な距離感を保ちながら自然なコミュニケーションが生まれます。

小さめの吹き抜け:開閉など調節できる

小さめの吹き抜けは、寒暖差に応じた調節がしやすい点が魅力です。

たとえば、寒さを感じる冬場は吹き抜け上部の窓を閉じることで暖気を逃がさず、部屋を暖かく保てます。

一方、夏場には窓を開けて空気を流すことで、上下階の温度差を緩和し、涼しい空間を作れます。

このような機能性を活かすことで、四季を通じて快適な室内環境を実現できるのも大きなメリットです。

小さめの吹き抜け:掃除や照明交換も簡単

小さめの吹き抜けは、手入れのしやすさが大きな特徴です。

窓の掃除や照明の交換は、高所に専用の道具が必要な場合もありますが、小さい吹き抜けなら脚立を使うだけで手が届きやすくなります。

また、コンパクトな空間ゆえに掃除の範囲が限られ、短時間で手入れを終えられる点も魅力です。

日常的なメンテナンスがしやすいことで、常に清潔で快適な空間を保てるのもメリットだと言えます。

 

茨城県鹿行エリアで吹き抜けを取り入れた家づくりに興味がある方は、IK-HOMEにお問い合わせください。

小さめの吹き抜けのメリットを活かした、おしゃれな住宅プランを提案いたします。

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吹き抜けを設けるデメリットと対策

吹き抜けは、多くのメリットがある一方で、いくつかのデメリットも存在します。

しかし、事前にデメリットと対策を理解しておけば、吹き抜けのメリットを最大限に活かせるようになります。

ここでは、吹き抜けのデメリットと対策について解説しますので参考にしてください。

冬に階下で寒さを感じる:高気密高断熱住宅に

壁・窓で断熱性を高めて健康リスクを低減

吹き抜け空間で気になりやすいのが、冬場の寒さの問題です。

暖かい空気は上昇するため、1階が寒く感じやすくなります。

ただし、最新の住宅設計では高性能な断熱材や複層ガラスを採用することで、この問題を解消できます。

小さめの吹き抜けなら、床暖房やエアコンの効きも良好ですし、温度のムラを抑えた快適な空間づくりが可能です。

以下の記事ではZEH住宅の複雑なルールについてもわかりやすく解説しています。

>ZEH住宅とは?複雑なルールを簡単にわかりやすく解説

 

生活音や匂いが伝わりやすい:間取りで解決する

>IK-HOMEが建てた吹き抜けのある家「施工事例」

吹き抜けがあると、リビングのテレビの音や話し声が上階に届きやすくなります。

しかし、間取りの工夫で快適な空間作りが可能です。

寝室やワークスペースは吹き抜けから離して配置し、間に廊下や収納を設けるのがおすすめです。

また、建具で仕切れる設計にすることで、必要に応じて音を軽減できます。

小さめの吹き抜けなら、防音性の高い建具を設置しやすく生活音の課題も解決です。

そのため、家族それぞれのライフスタイルに合わせた住まいが実現できます。

人気の間取り事例や家づくりのアイデアに下記の記事で確認できます。

>【家づくりアイデア】ママ・パパが喜ぶ人気間取り事例|家事動線、安心の子育て、ママスペースの確保など

吹き抜けを採用するなら知っておきたいポイント

吹き抜けのある住まいづくりでは、事前の計画が何より大切です。

とくに小さめの吹き抜けは、サイズ感や目的、窓の配置などで効果が大きく変わってきます。

ここでは、失敗しない吹き抜けづくりの知っておきたいポイントを解説します。

吹き抜けの大きさは畳で想像する

吹き抜けの最適な大きさは、ライフスタイルや感じ方によって異なります。

たとえば、畳を基準に半分から始めて、1畳、2畳と徐々に広げてみると空間の大きさがイメージしやすくなります。

実際の施工事例では、玄関ホールに0.5〜1畳、リビング上部に2〜3畳といった具合です。

以下の記事では、おしゃれな玄関の間取り事例を確認できます。

>玄関が広い間取りのメリット・デメリット|おしゃれな玄関の間取り事例、玄関の面積・収納など解説

また、実際に施工事例や住宅見学会に参加すると、光の入り方や空気の流れ、開放感を具体的に体感できます。

吹き抜けを検討中の方は、お気軽にIK-HOMEへお問い合わせください。見学会のご予約はイベントカレンダーから可能です。

>イベントカレンダー

吹き抜けを設ける目的を明確にする

吹き抜けを設けるには、まず何を重視するかを決めていくのがおすすめです。

採光を重視するのか、通風や家族のコミュニケーションを促進したいのかを考えるのがポイントです。

目的がはっきりすれば、必要以上に広げすぎたり、不必要な部分にコストをかけたりするリスクも軽減できます。

「吹き抜けは欲しいけど、目的がはっきりしていない」といった方に向けて相談会を開催しています。

相談会

吹き抜けは窓の配置が大切

吹き抜けを設ける際、窓の性能や配置が住環境を左右します。

適切な窓配置は採光や通風を最大限に活かし、不適切だと眩しさや外からの視線が気になる原因になります。

また、高性能な窓を選ぶことで寒暖差や騒音を軽減可能です。

縦長の窓で高さを、横長の窓で広がりを演出するなど、デザイン面でも重要な要素があるため、施工事例を参考に快適な空間作りを目指しましょう。

 

茨城県鹿行エリアで吹き抜けを取り入れた家づくりを検討中の方は、IK-HOMEにお問い合わせください。

コンパクトな吹き抜けを活かし、家族とのコミュニケーションを深める素敵な住宅プランをご提案します。

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鹿嶋市・神栖市・行方市・潮来市・鉾田市の5市町村

※隣接地域での建築はご相談下さい。

 

まとめ│小さくても吹き抜けのある空間を作ろう


>IK-HOMEが建てたペットと暮らす かっこいい家の「施工事例」

小さめの吹き抜けは、採光や通風を確保しながら手入れの手間を軽減できる実用的な選択肢です。

家族のつながりや開放感を演出しつつ、快適な空間を実現します。

吹き抜けの大きさや窓の配置は慎重に検討し、適度な吹き抜けで理想の住まいを作りましょう。