シンプルモダンとナチュラルモダンの違いとは?家づくりの方法も実例付きで解説

家づくりを始める際、多くの人がインテリアスタイルの選択に悩みます。

とくに人気の高い「シンプルモダン」と「ナチュラルモダン」は、一見似ているように感じられますが、2つのスタイルには実は大きな違いがあります。

本記事では、それぞれの特徴や魅力を詳しく解説し、おすすめの取り入れ方まで実例を交えてご紹介します。

この記事のポイント
  • シンプルモダンとナチュラルモダンの魅力を解説します。
  • シンプルモダンな家にする方法を紹介します。
  • ナチュラルモダンな家にする方法を紹介します。
  • シンプルモダンがおすすめな人の特徴を解説します。
  • ナチュラルモダンがおすすめな人の特徴を解説します。

 

施工事例や具体的な取り入れ方も解説しているので、理想の住まいづくりのヒントにご活用ください。

 

 

どちらにも共通する「モダン」とは?

「モダン」とは、日本語で「現代的」を意味します。

デザインの世界では、装飾を極力なくしシンプルで機能的な美しさを追求するスタイルを指します。

具体的には、直線的なフォルムや無駄のないデザインが特徴です。

また、素材の質感を生かした表現もモダンデザインの重要な要素であり、時代に左右されない普遍的な魅力が多くの人に支持されています。

 

茨城県鹿行エリアのIK-HOMEは、高いデザイン性・住宅性能を持つマイホームをご相談いただける工務店です。

モダンデザインの家づくりに興味がある方は、お気軽にお問い合わせください。

資料請求、モデルハウス見学ご予約
家づくり相談会ご予約
オンライン相談ご予約

※電話営業や訪問営業などのしつこい営業はしておりません。お気軽にお問い合わせください。

〈施工エリア:茨城県鹿行エリア〉
鹿嶋市・神栖市・行方市・潮来市・鉾田市の5市町村

※隣接地域での建築はご相談下さい。

 

シンプルモダンとナチュラルモダンとは?

モダンデザインをベースにしながらも、異なる魅力を持つのが「シンプルモダン」と「ナチュラルモダン」です。

どちらも人気のあるスタイルですが、好みやライフスタイルによって選ぶのがおすすめです。

ここからは、それぞれの魅力を詳しく解説していきます。

シンプルモダンとは?魅力を解説

茨城県鹿行エリアの畳スペースがあるおしゃれなリビング

〈関連ページ〉和みのレトロモダン

シンプルモダンとは、その名の通りシンプルさを追求したモダンスタイルです。

主に以下の特徴が挙げられます。

  • 都会的、現代的な雰囲気
  • 洗練されたホテルのような雰囲気
  • モノトーンなど使用する内装の色味が少なめ
  • フォーマル、かっちりした印象
  • シンプルな内装、家具の住まい
  • 建築、メンテナンスの費用が安価

シンプルモダンは、装飾を徹底的に排除し直線的なデザインを多用します。

たとえば、家具は直線的なラインで構成され、色はモノトーンやグレーなど落ち着いた色が中心です。

これにより、空間全体が洗練された印象になります。

ナチュラルモダンとは?魅力を解説

〈関連ページ〉クラシカルとモダンをつなぐ家

ナチュラルモダンとは、モダンスタイルに自然の要素を取り入れたスタイルです。

主に以下の特徴が挙げられます。

  • カジュアルでくつろぎやすい雰囲気
  • 太陽光が似合う明るい雰囲気
  • ベージュ、ブラウンなど優しい色が似合う
  • 木や植物などの天然素材がぴったり
  • スタイリッシュさとぬくもりを同時に感じられる

シンプルモダンに比べ、温かみがありリラックスできる空間が特徴です。

たとえば、木材や石など、自然素材を積極的に使用します。

また、観葉植物を飾ることで、さらに自然な雰囲気を演出することも可能です。

 

シンプルモダンな家にする方法

シンプルモダンな家にするには、いくつかのポイントがあります。

「内装・家具・照明・素材選び・収納・外観」まで、細部にわたり統一感を意識することが重要です。

それぞれのポイントを詳しく見ていきます。

装飾は少なめでシンプルな内装にする

〈関連ページ〉クラシカルとモダンをつなぐ家

シンプルモダンの空間づくりで最も大切なのが、装飾を必要最小限に抑えることです。

壁や天井は凹凸の少ないフラットな仕上げを選び、モールディングなどの装飾も控えめにします。

必要な機能を残しながら、余分な要素を削ぎ落とすことで上品な雰囲気が生まれます。

 

直線的な内装、家具を多用する

茨城県鹿行エリアの畳スペースがあるおしゃれなリビング

〈関連ページ〉和みのレトロモダン

シンプルモダンな空間では、曲線よりも直線を基調としたデザインが重要です。

壁の見切りや建具・家具などは、できるだけ直線的なものを選びましょう。

たとえば、ドアや窓枠は四角形を基本に、カーテンボックスも直線的なデザインを採用します。

家具も同様に、すっきりとした直線的なフォルムのものを選ぶことで統一感のある空間が完成します。

 

こちらの記事では、建具・家具のほかに和モダンのキッチン事例も紹介しています。

>和モダンのキッチンを作るポイントとは|壁紙や収納、カウンター選びのコツも紹介

 

ダウンライトや間接照明の利用でクールな空間に

ダウンライトや間接照明の利用

間接照明の利用も、シンプルモダンな空間づくりの重要な要素です。

天井に埋め込むダウンライトを基本照明として採用し、シーリングライトなどの装飾的な照明は最小限に抑えます。

また、間接照明を効果的に配置することで、落ち着きのある雰囲気を演出できます。

光と影のコントラストを活かした、モダンで上質な空間を目指しましょう。

モノトーン、グレーなど色味を少なめに

モノトーン、グレーなど色味を少なめに

色使いは、白やグレーを中心としたモノトーンがシンプルモダンの基本です。

壁や床は明るめのグレーや白を基調とし、差し色は黒や深いグレーで引き締めます。

派手な色は避け、落ち着いた色合いで統一することで、スタイリッシュな雰囲気が生まれます。

スチールやガラス、大理石など無機質な質感

シンプルモダンには、スチールやガラス、大理石などの無機質な素材が相性抜群です。

たとえば、キッチンカウンターには艶のある人工大理石を、収納扉にはガラスやスチールを採用します。

素材の持つ質感を活かしながら、全体的にクールで洗練された印象を目指せます。

生活感をなくすため収納は多め、配線計画も重視して

シンプルモダンな空間では、生活感を極力抑えるため収納スペースを十分に確保しておくのがおすすめです。

たとえば、壁面収納やウォークインクローゼットなど、大容量の収納を計画的に配置します。

普段使う小物類もしまえる収納を確保することで、完成度の高い空間を実現できます。

外観も直線的、シンプルさを意識して

〈関連ページ〉クラシカルとモダンをつなぐ家

外観デザインも、内装と同様にシンプルさを重視します。

直線的なフォルムを基本に、装飾的な要素は最小限に抑えます。

窓や玄関ドアも四角形を基調としたデザインを選び、外壁材も凹凸の少ないものを使用するのがおすすめです。

モノトーンを基調とした色使いで、上品な印象の外観を目指せます。

ナチュラルモダンな家にする方法

ナチュラルモダンな住まいを実現するための具体的な方法をご紹介します。

シンプルモダンの要素を取り入れながらも、温かみのある空間づくりのポイントを実例を交えて詳しく解説していきます。

シャープな内装を意識しつつ、素材で柔らかな印象も

〈関連ページ〉クラシカルとモダンをつなぐ家

ナチュラルモダンでは、直線的なデザインを基調としながら布地などの素材感で空間に温かみをプラスします。

壁面や天井は直線的にすっきりとさせつつ、床材には無垢材を採用するなど、メリハリをつけた設計がポイントです。

家具選びでも、スチール製のフレームに木目のテーブル天板を組み合わせるなど、硬質な印象と柔らかさのバランスを取ることで、快適な空間が生まれます。

白いクロスが似合う空間づくり

〈関連ページ〉クラシカルとモダンをつなぐ家

白を基調とした壁紙は、ナチュラルモダンの空間づくりに欠かせない要素です。

真っ白な壁は清潔感があり、木材との相性も抜群です。

白い壁紙を選ぶ際は、少し織り目の入ったものを選ぶと、より深みのある表情が生まれます。

また、アクセントクロスを1面だけ取り入れる場合は、ベージュや淡いグレーなど落ち着いた色味を選ぶと上品な仕上がりになります。

ウッディな内装、家具もアクセントに

〈関連ページ〉クラシカルとモダンをつなぐ家

木材はナチュラルモダンの空間づくりにおける重要な要素です。

床材や建具、家具に木材を取り入れることで、温かみのある居心地の良い空間が生まれます。

材質は、オーク材やメープル材など、淡い色味の木材がおすすめです。

濃い色の木材は重たい印象になりがちなので、ポイント使いに留めることで洗練された空間を演出できます。

シンプルながらおしゃれな照明をワンポイントに

〈関連ページ〉アメリカンスタイル 暮らしを愉しむ平屋

照明選びは、空間の印象を大きく左右する重要な要素です。

ナチュラルモダンの空間では、シンプルなデザインながら木材を取り入れた照明器具がおすすめです。

ペンダントライトやフロアスタンドは、デザイン性の高いものを1点だけ取り入れることで、空間のアクセントとして効果的に機能します。

天然素材や植物の利用で外観もナチュラルに

〈関連ページ〉屋根裏部屋のある平屋

外観デザインでは、天然素材を効果的に取り入れることがポイントです。

木材やタイル、石材などの自然素材を組み合わせることで、モダンでありながら温かみのある印象を演出できます。

また、植栽を適度に配置することで、より自然な雰囲気が生まれます。

メンテナンス性も考慮しながら、季節の変化を楽しめる外観づくりがおすすめです。

 

IK-HOMEには、今回紹介しきれなかった事例がまだたくさんあります。ぜひごらんください!

<施行事例ギャラリー>

 

茨城県鹿行エリアでモダンな家づくりをお考えの方は、ぜひIK-HOMEにご相談ください。

ご家族が長く快適に暮らせる、愛着の湧くデザインをご提案いたします。

資料請求、モデルハウス見学ご予約
家づくり相談会ご予約
オンライン相談ご予約

※電話営業や訪問営業などのしつこい営業はしておりません。お気軽にお問い合わせください。

〈施工エリア:茨城県鹿行エリア〉
鹿嶋市・神栖市・行方市・潮来市・鉾田市の5市町村

※隣接地域での建築はご相談下さい。

 

シンプルモダンがおすすめの人

住まいづくりでは、ライフスタイルや好みに合った空間デザインを選ぶことが重要です。

シンプルモダンな空間づくりは、以下のような方におすすめです。

  • シンプルデザインを好む方
  • ホテルライクな洗練された外観、内装を好む方
  • すっきりしたデザインで開放的な内装にしたい方
  • 物が少ない家を好むミニマリスト志向の方
  • 使いやすさや機能性を重視する方

シンプルモダンは、洗練された都会的な暮らしを望む方や、スタイリッシュで機能的な空間で暮らしたい方に向いています。

 

マイホームにシンプルな和モダンの和室を取り入れたい方は、こちらの記事で事例を確認できます。

>かっこいい和室を作る6つの方法|お洒落なモダン・レトロモダンコーディネートの和室事例も紹介〜和室シリーズ1〜

 

ナチュラルモダンがおすすめの人

モダンな要素を取り入れながらも、温かみのある空間づくりを目指すのがナチュラルモダンです。

ナチュラルモダンな空間づくりは、以下のような方におすすめだといえます。

  • 天然木など自然素材を好む方
  • アースカラーで暖かい色合いを好む方
  • リラックスしてくつろげる空間を好む方
  • 自然素材で遊び心やワンポイントを演出したい方
  • シンプルな機能性と温かみの両立を目指す方

木材などの自然素材を活かしながら、現代的なデザインも両立させたいと考える方に適したスタイルです。

 

茨城県鹿行エリアにあるIK-HOMEは、優れたデザイン性と高い住宅性能を兼ね備えたマイホームを提案する工務店です。

ナチュラルモダンやシンプルモダンなデザインのマイホームをお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

資料請求、モデルハウス見学ご予約
家づくり相談会ご予約
オンライン相談ご予約

※電話営業や訪問営業などのしつこい営業はしておりません。お気軽にお問い合わせください。

〈施工エリア:茨城県鹿行エリア〉
鹿嶋市・神栖市・行方市・潮来市・鉾田市の5市町村

※隣接地域での建築はご相談下さい。

 

まとめ│シンプル・ナチュラルの違いを把握しよう

女性と女の子

この記事では、シンプルモダンとナチュラルモダンの特徴や違いについて詳しく解説してきました。

シンプルモダンは、都会的でクールな印象を重視したスタイルで、直線的なデザインや無機質な素材を活用してスタイリッシュな空間を演出します。

一方のナチュラルモダンは、モダンな要素を残しながらも、木材や植物を取り入れることで温かみのある空間を実現できます。

どちらのスタイルも魅力的ですが、家族構成やライフスタイル、好みに合わせて選ぶことが大切です。

本記事で紹介した内容が、理想の住まいづくりのお役に立てれば幸いです。