ZEH住宅とは?複雑なルールを簡単にわかりやすく解説
- ZEH住宅とはよく聞くが、結局どういう住宅のことを示すのだろう?
- なぜZEH住宅を選択するのがよいのだろう?
- ZEH住宅として認定されるにはどうすればよいか?
このように考えている人は多いのではないでしょうか?
近年では環境やエネルギー問題に起因して、ZEH住宅が推奨されています。しかしZEH住宅というのはやや複雑な定義を持っており、わかりづらい部分があるでしょう。
本記事ではZEH住宅に関して、できる限り簡単に解説します。ぜひ家づくりに参考にしてください。
ZEH住宅は簡単にいうと「エネルギーを使わない家」と国から認定された家
ZEH住宅とは、わかりやすくいえば「エネルギーを使わない家」です。
ZEHとは「Zero Energy House」の略称であり、まさしくエネルギーを使いません。
ZEH住宅では、太陽光発電や極めて断熱性の高い建材を導入することにより、「生み出すエネルギーが、消費するエネルギーを上回る状態」が維持されます。つまりエネルギーに関して自給自足しているわけですね。
そしてZEH住宅に関しては国が基準を設けています。それに合致するのであれば、ZEH住宅であるというわけです。
ZEH住宅にすると補助金がもらえる
ZEH住宅に関してもっとも大切なのは、補助金がもらえる点です。
現在日本では、ZEH住宅の普及に相当な力を入れています。そのため、多くの人がZEH住宅を選択するように、補助金制度を用意しているわけですね。
2023年段階でいえば、以下のように7種類の補助金を利用できます。
(引用:環境共創イニシアチブ-経済産業省及び環境省による戸建ZEH補助事業)
このように補助金制度を活用することで、住まいづくりにかかる費用を数十万円から数百万円単位で削減することが可能です。
これから新築住宅を建てようと考えている人は、補助金制度に関してよく調べていくのが大切といえるでしょう。
関連記事▶︎IK-HOMEの鹿行スタイルZEH『ENE*0』
ZEH住宅として認めてもらうための条件
ZEH住宅として認めてもらうためには、以下3つの要素において基準をクリアする必要があります。
- 省エネ性能
- 断熱性能
- エネルギー創出
省エネ性能に関しては、太陽光発電装置と、それを制御する「HEMS」というシステムを導入する必要があります。また、効率の良い照明システムや冷暖房装置によって、消費エネルギーがごく小さい状態でなければいけません。
断熱性能に関しては、断熱性の高い壁材やガラス窓を採用する必要があります。これが国の定める基準を下回ってしまうと、ZEH住宅としては認められません。
エネルギー創出に関しては、上述した「創出するエネルギーの総量が、消費するエネルギーを上回っていること」を示しています。
この3つの条件をクリアした場合にZEH住宅とみなされるわけです。そして、補助金が支給されるなどの優遇が受けられます。
条件をクリアするためには、ZEH住宅を専門としている施工会社や住宅メーカーを利用するのがおすすめです。
私たちIK-HOMEのように、ZEH住宅を専門としている業者であれば、条件に適合することを前提として住まいづくりを進めていきます。
茨城県鹿行エリアでZEH住宅を検討中の方は、IK-HOMEにお問い合わせください。
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※電話営業や訪問営業などのしつこい営業はしておりません。お気軽にお問い合わせください。
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ZEH住宅を建てるメリット
ZEH住宅を建てることには、さまざまなメリットがあります。なかでも以下3点は非常に重要です。
- 光熱費が安くなる
- 売却価格が高くなる
- 快適な室温を保てる
それぞれ詳しく解説するのでご参考にしてください。
光熱費が安くなる
ZEH住宅には、光熱費が安くなるというメリットがあります。なぜなら住宅自体に、太陽光発電装置や高性能な断熱材などが用いられているからです。
まず太陽光発電により、住宅で利用する電気エネルギーを自給自足できます。そのぶん、電力会社から電気を「買う」必要がなくなるので、光熱費が安くなるわけですね。
さらに高性能な断熱材や窓が使われていることから、室温が快適な状態で保たれやすくなります。
したがって冷暖房機能を使う頻度が少なるなるなどして、光熱費がさらに安くなるわけです。
売却価格が高くなる
売却価格が高くなるのも、ZEH住宅のメリットだといえるでしょう。
ZEH住宅にはランニングコストが安い、2025年に始まるZEH義務化に適合しているなどの利点があります。これらの点が売却時に有利なのは言うまでもありません。
住宅を売却するライフプランを前提に入れているなら、売却価格が高く保てるのは大きなメリットだといえるでしょう。
快適な室温を保てる
快適な室温を保ち、過ごしやすい環境を整えられるのも、ZEH住宅のメリットです。
先ほど触れたようにZEH住宅では、高性能な断熱材をふんだんに使用します。よって室外の温度に影響されにくく、夏は涼しい、冬は暖かい室温を保つことが可能です。
やはり日々の暮らしのなかで寒い、暑いといった思いをすることが減るのは、大きなメリットといえるでしょう。
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ZEH住宅に関するよくある質問
本記事ではZEH住宅に関して詳しく解説しました。最後によくある質問に回答します。
- 太陽光発電なしでもZEH住宅として認められる?
- これから家を建てるならZEH住宅にしたほうがよい?
- ZEH住宅は将来義務化される?
それぞれ詳しく解説するので参考にしてください。
太陽光発電なしでもZEH住宅として認められる?
結論からいえば、太陽光発電装置なしでもZEH住宅として認められるケースはあります。
そもそもZEH住宅は3つにランク分けされており、うち「ZEH Oriented」に関しては太陽光発電装置の設置が必須でありません。
なおZEH Orientedとして認定できるかどうかは地域や自治体によって異なります。一度市町村のホームページなどで確認してみましょう。
これから家を建てるならZEH住宅にしたほうがよい?
よほど特殊なケースをのぞいて、ZEH住宅を選択したほうがよいでしょう。ZEH住宅の場合、補助金を受けられたり、電気代を削減できたり、さまざまなメリットがあります。
また非常時に関して述べるなら、災害時に蓄電池を活用できるなどの利点もあるでしょう。
また、太陽光発電で得た電力を売電する、といったことも可能になります。
このようにZEH住宅には多くのメリットがあります。その点を踏まえれば、やはりZEH住宅を選択するのがよいでしょう。
ZEH住宅は将来義務化される?
2025年4月から、すべての新築住宅に関して、ZEH住宅であることが義務付けられます。
詳しくは国土交通省の広報ページを参考にしてください。
まとめ
本記事ではZEH住宅に関して解説しました。
ZEH住宅を選択することにより、補助金制度を利用して、建築費用を大きくおさえることが可能です。そして太陽光発電や蓄電池を用い、これからの光熱費をしっかりと節約できます。
さらに室温を適切に保ち、日々を暮らしやすくするなど、とにかくさまざまなメリットがあります。ぜひ一度、ZEH住宅を検討してみましょう。
なお茨城県鹿行エリアでZEH住宅を検討中の方は、IK-HOMEにお問い合わせください。
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〈施工エリア:茨城県鹿行エリア〉
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